5月20日、台湾の政府の馬英九総統が、中華民国第13代総統に就任し、就任演説を行った。演説の中で、馬英九総統は「両岸(台湾と大陸中国)の平和が最も重要だ」語った。詳細は中央社記事を参照。
馬英九氏は、2008年の前回の総統選挙で民進党を破り第12代中華民国総統となったが、2012年1月14日の総統選挙でも当選し、引き続き第13代総統として、今日就任式に臨んだ。民進党政権の頃とは違い、国民党政権は大陸中国との親和を徹底的に進め、国内法を変え、台湾を大陸中国への投資基地として位置付け、2011年の台湾のGDP伸び率は大陸中国を超えるまでになった。しかしながら、昨年からくすぶっていた、ギリシャを発端とする欧州債務危機、世界的な不況、原油高などの影響を受け、台湾の政府の債務も膨らんでいる。そのため、総統就任直前、というこのタイミングで、台湾の政権はガソリンなどの石油製品値上げ、電気料金の値上げなどを行わざるを得ず、直近の総統への支持率は23%と過去最低を記録した。
この「逆風」の中で、新しい政権がどのように台湾の舵取りをしていくのか、ということが馬英九新総統に課せられた大きな仕事となった。
なお、就任式と祝宴には、日本からも超党派の日華議員懇談会のメンバーを含め約100人が駆けつけている。


